1999-07-07 第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
ですけれども、見方によっては、これはデメリット表示の性格も持ち合わせていたわけでして、国産品の方がよくて輸入品の方が悪いというような受けとめ方をされても仕方がないような考え方でございました。そういうことではありませんで、現在、品質が国産品と明らかに異なる野菜等もありますけれども、余り品質に差がなく、価格の面で消費者もそれを納得して買っているという状況も出てきております。
ですけれども、見方によっては、これはデメリット表示の性格も持ち合わせていたわけでして、国産品の方がよくて輸入品の方が悪いというような受けとめ方をされても仕方がないような考え方でございました。そういうことではありませんで、現在、品質が国産品と明らかに異なる野菜等もありますけれども、余り品質に差がなく、価格の面で消費者もそれを納得して買っているという状況も出てきております。
そうであるとすれば、現在JAS法の中で、例えば特定JASというようなものでっくり方が違うとそれについて表示をさせるという、これはメリット表示でございますけれども、こういうものがあることを考えますと、デメリット表示ではありますが、生産の仕方が違うということを農水省が表示の制度を定めるということも、緊急避難的にはそれが一番手っ取り早い方法ではないかというふうに思っております。
それからもう一つは、こういうことは事業者の方の納得も得られないと実行できない部分がございますけれども、デメリット表示などは、業者側ですとどうしても小さく書きたがるのですね。悪いことはなるべく書きたくない、小さく隅っこに追いやりたいという潜在的なものがあります。
○藤田(ス)分科員 ということは、デメリット表示については業界を指導する、あるいは長さの影響については検討する、こういうふうに理解していいわけですね。――はい。 さらに、そのファミコンがパソコンに転用されていった場合に大変問題だと思いますのは、VDTの問題なんです。
私は、こういう送られてくる資料だとかいろんなものを見てみましたけれども、デメリット表示というのですか、そういうものがパソコンには本当に十分表示されているとは言えません。テレビではこういうふうにありますけれども、こういうふうな教材テープ、ソフトを売るときに、さんざっぱらええことはいっぱい、ええよええよといっぱい書いてあるのですが、何のデメリット表示もなされていないわけです。
○政府委員(劒持浩裕君) 一般に表示につきましては、景表法の規定に基づきまして個別の案件については処理をいたしておりますが、先生御指摘のいわばデメリット表示的なものについての考え方ということかとも思いますけれども、いわゆるデメリット表示につきましては、公正競争規約におきましてすでに表示をしているものもございます。
○貝沼委員 それから三番目に、デメリット表示をさせてくれということが盛り込まれております。デメリットというのは書きにくいことですから、書かないのがあたりまえなんですけれども、しかし後日実はこれが問題になってまいります。
ですから、少なくとも人体に影響を及ぼさない、こういうような安心してのめるんだと、こういうようなやっぱりPRもきちんとしていかなきゃならないだろうし、それから後へは、いま民間でもデメリット表示をしているんです。たとえば名前を挙げて恐縮でありますが、大丸デパートでもジャスコでも自己商品についての欠陥商品の公開をするような、民間でもかなりの努力をしているわけですね。
行き届いているあるいは行き届いていない、したがって、従来の表示の体制自体をもう少し徹底していくという面がございますが、一面においていろいろな表示が出てきている、ここらあたりについて統一をとったらどうか、あるいは表示がたくさんあり過ぎてかえって問題になる、さらには、デメリット表示というのは消費者のためになるのかどうかという問題が出てまいっております。
で、その後はいろんな事情でまだ手がついておらないわけでございますが、いまお示しのような事例が本当にあるとすれば、これは問題でございますから、個別具体的に対処いたしてまいりたいと思いますし、一般的に申しまして、表示の問題はどちらかと申しますとメリット表示の行き過ぎを抑えるというのが現状でございまして、このデメリット表示までなかなか進まないというのが実情であろうかと思います。
それがデメリット表示のような形がいいのか、あるいはなお薬事法上幅を広げてそうしたものまで網をかぶせるような考え方をとる方がよいのか、いまちょっと私もにわかにどちらとも申しかねますが、今国会私ども薬事法の改正そのものも御審議を願おうとしておるわけでありまして、これは将来の宿題としてお預かりをさせていただき、その過程において研究をさせていただきたい、そのように思います。